この時期、有名な蝶のポイントでは

採集者集団と撮影者集団とが同じ場所に集まってしまい、険悪なムードが漂っていることが多い。同じものを愛でているのだが、方法が違うだけで水と油に分かれてしまう。

 

元は同じ虫好き少年少女だっただけに、余計に始末が悪いのだ。何故あいつらは、まだ理解しようとしないのだろうとお互いに思っている。平行線は永遠に交わることはないのだろう。

 

そんな空気に嫌気がさし、今年は初めての場所に出かけてみた。

 

残念ながら本命はお出ましにならなかったが、ウラクシジミに会えた。

 

 

その日、そこにいたのは撮影組だけで、新参者の私にも話をしてくれる、気さくな方々ばかり。とても居心地よい一日を過ごさせていただいた。