近頃の高性能スパコンのおかげで
15時間先の雲の動きまでネットで見られるようになった。おかげで今年のような、天気的にはハズレな年であっても、前日の夜の予想を利用し、雲の隙をついて現場へ出られるようになった。
とはいえ、行先は天気の変わりやすい山沿いの場所だし、予想が100%当たる訳でもないので、あくまでも近場に行く場合にしか使えない。
この日も天気予報は曇り一時雨で降水確率50%なんて何の役にも立たない言い回しだったが、私の行きたい場所は朝から昼過ぎまでは雲がかからない予想だった。
アイノとメスアカ!ダメ元で出発!
深い霧の中現場に到着。どうなるかと思ったが、日差しが出ると同時にアイノミドリシジミが飛び始めた。いやあ、ありがたい。
いやもう、この姿を見るためにこの趣味を続けているようなものなのだ。去年は雨だったし、本当にこの日差しがうれしい。
渓流のせせらぎとエゾハルゼミの賑やかな声のなかで舞う金緑色!
来年もまた来よう。