大・中・小
今年も出会えたでっかいヒラタクワガタ。迫力あるわぁ。
去年もそうだったけど、曇りで薄暗い日は、日中でも割と動いているのね。
地面に落ちた後の怒りのポーズ。惚れ惚れするなぁ。それにしても、頭でっかちの、このボディーバランスなのに、しっかり空を飛べるのだ。物理を無視してるとしか思えない。
うろの中では、これまたでっかいコクワガタ。先ほどのヒラタよりほんの少し小さいだけだ。しかし、線の細さは否めない。そんなこと彼にとっては余計なお世話なことだけど。
ズボンにしがみついていた小さな黒い物体があった。思わず手で掴むと、小さな甲虫。どうせ何とかゴミムシの類だろうと、適当に写真を撮ってクヌギの根元に優しくそーっと放り投げた。
後で画像を確認したらチビクワガタだった。
あっというまに8月が過ぎてしまった。徳島のシーズンはほぼ終了。「不要不急」の定義は個人で決めることとオリンピックの大臣が言っていたが、まあ、虫の撮影での個人的な旅行なんて、誰が見ても不要不急ということになるだろう。ということで県外にはどこにも行けないので、これからしばらく2021年7月と8月の思い出話が続く予定。