ミヤマカラスアゲハは深山の幽谷にいる
と、私が子供のころに読んだ図鑑の作者が、子供のころに読んだ図鑑にそう書いてあったと書いてあった。
食樹さえあれば海岸にでもいるのだが、そういうこともあって、また、山のほうが色彩が綺麗なヤツが飛んでいそうな気もして、特に、春型を見るときは山のほうに行くことにしている。
山奥の名もない谷筋の名もない滝。さあ、深山の幽谷まで来たぞ!
吸水に来ていたのは全部、夏型のような地味な色彩の春型ばかりだった。
別の山の山頂部に集まる個体も夏型のような色彩だ。今年はこういう年なんだろう。
ジャコウアゲハは末期。草刈のタイミングをうまくかわして、たくさんの2化が生まれますように。